金融機関で実際に見た悪質な実例集

住宅ローンの支払いが困難になった方々の任意売却をサポートする会社として、「金融機関知識・実務経験」、「不動産売却力」、「法的知識・地域士業者との連携」この3 つの技術が全て揃わない専門会社は「?」です。

それは、あなたを助けたいのではなく、「売物件」を集めたいだけの集客会社です。 彼らに売却力があるかというと、答えは「??」です。更には、債務整理や離婚等の相談を行った弁護士や、裁判所から破産管財人として選定された弁護士についても、自己の利益を優先する為に、任意売却を依頼する不動産会社を不当に指定する悪質な弁護士も実在しています。

それでは、金融機関(債権回収会社)の任意売却処理を担当していた時に見た「悪質な任意売却実例」をご紹介いたします。

※尚、各事例につきましてはプライバシー保護の観点から、被害を受けた人物を「A さん」、悪質な不動産会社を「X 不動産会社」、悪質な弁護士を「G 弁護士」に統一いたします。

A さんは2,500万円の住宅ローンを抱えていたが、自営不振による収入減で住宅ローンを支払う事が困難となり、任意売却を決断。

インターネットで複数の不動産会社を検討した結果、リースバックを推奨する任意売却専門のX社に依頼した。

▶不動産の適正相場は2,000万円前後

▶債権者の調査結果も同じく2,000万円の評価であり、2,000万円で販売開始の指示を受ける。

▶しかし、リースバック実現条件としてX社から提示された価格は1,400万円であった。

X社は、債権者の指示した販売価格2,000万円を、1,400万円での売却で認めさせる為に、実際には販売活動を行っていないにも関わらず、債権者へ架空の販売活動報告にて「物件が高くて売れない」という虚偽の主張を行い、価格の見直し要求を数か月間も繰り返し続けた。

最終的には合意が得れず競売となり、A さんは多額の債務を残してしまう結果となったケース。

A さんは任意売却を決断し、複数の不動産会社に相談をした結果、査定額の1番高かったX社に依頼。

A さんがX 社から提示された査定額は、2,000 万円。

しかし、X 社が債権者へ提示した査定価格は、1,700 万円!?

債権者よりA さんに売出価格の確認連絡があり、X 社から提示された査定額2,000 万円とは異なる、1,700万円で債権者に査定額提示をしていた事が判明した。

X 社に、任意売却を依頼。

債権者と協議をしてもらい、A さん所有不動産の販売価格は2,500万円に決まった。

その後1 ヵ月が経過し、購入希望者が見つからず、A さんはX 社より「債権者が2,400 万円に価格を変更して下さいと指示がありました。」という報告を受けた。

A さんは債権者の意向には逆らえないと思い、2,400 万円への価格変更を承諾。

更に1 か月後、購入希望者が未だ見つからない中、再びX 社より「債権者が2,200 万円に価格を変更して下さいと指示がありました。」という報告を受けた。

A さんは債権者の意向だから仕方がないと思い、2 か月前の2,500 万円から300 万円も下がった、2,200 万円への価格変更を承諾。

その後、A さんはふと自分の債務状況を再確認する為に債権者へ連絡したところ・・・

「あなたの依頼先のX 社より、全く反響が無いとの報告で、毎月毎月、価格の引き下げを強要されています・・・」と言われ、この数か月の価格変更は債権者の指示ではなくX 社が強要していた事だったと判明した。

A さんは任意売却を決断し、不動産会社を探していた時に「任意売却で引越代を確保します!」というキャッチコピーに惹かれてX 不動産会社に依頼した。

1,500 万円で販売開始し、数か月後、X 不動産会社から「購入希望者が見つかった。」という報告を受けたAさんは、いざ契約に足を運ぶと・・・

A さん、物件は1,500 万円で購入して頂ける方が見つかりました。しかし、引越代を捻出する為に、債権者には1,400 万円で売れましたと言っておきました。その為、売買契約は1,400 万円で、買主様から別途100 万円を頂きますので、債権者にはくれぐれも、1,400 万円で売れたと言ってください。」という、所謂、債権者を騙す不正な契約行為を、X 不動産会社から強要されたケース。

自営業であったA さんは、8 年前に注文住宅を建てました。

新築時に4,000 万円の建築費と、土地が3,000 万円、合わせて7,000 万円で購入した夢のマイホーム。

しかしその後、事業が傾き破綻した為、任意売却を決断。

インターネットでX 社という任意売却専門店を見つけ、売却を依頼した。

X 社から提示された査定額は、土地は相場下落にて2,500 万円、建物は木造2 階建ての築8 年との事で980 万円、合わせて3,480 万円という査定内容。

建物価値の査定算出についてA さんは無知であった為に、提示された査定額が妥当だと思い込んでいましたが、後々、債権者からA さんに連絡があり「依頼先のX 社という任意売却専門店の査定額が非常に安価である」という事を知らされ、騙されている事に気付いたケース。

破産管財事件の為、破産管財人G 弁護士に連絡をしたところ、「私がよく贔屓にしている、任意売却が得意なX 不動産会社に売却を依頼します。」と指示があり、X 不動産会社に連絡。

電話に出たX 不動産会社の担当者は、「遠方物件の為に時間もかかるし、弁護士に紹介料を支払わないといけなので、売れない価格で提示されても困る・・・」といった発言!?

所謂G 弁護士は、破産管財事件にて適正な売却に努めるどころか、自己の利益の為に不正な取引を行ってくれる、X不動産会社を指名したという、弁護士としてあるまじき行為のケース。

受任通知のある債務者の件で、受任元のG 弁護士に物件処分の方針を確認したところ、「任意売却をするとローンが完済される見込みであり、破産の手続きが出来なくなる。だから、任意売却は協力せず、安価な競売にしてもらいたい。」
と、耳を疑うような発言をするG 弁護士に遭遇したケース。

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